中日新聞 2025年2月7日の記事より
伊賀市は、4月からフリースクールに通う市内の小中学生を対象に、月最大2万円を補助する市独自の制度を設ける方針を固めた。県は2024年度に低所得世帯を対象にした補助制度を設けたが、市としても経済的な支援に乗り出す。県教委によると、県内の市町で独自の補助制度を設けるのは初めて。
フリースクールは不登校の子どもを受け入れ、学習や体験活動の場を提供する民間の施設で、伊賀市内で活動するのは現在1団体に留まる。市によると、市外へ通ったり、オンラインのスクールを利用したりする子どもがおり、家計負担が重い現実があるという。
25年度当初予算案に関連予算を計上する。所得制限は設けない方針で、…