不登校になったのは、何が原因なんだろう?
例えばいじめられている訳でもないし、学校の何かを嫌がっていることもないし、トラブルがあったわけでもないし。なんでだろうとか、私の育て方が悪かったのかなとか。やはり何を聞いても答えは出てこないです。本人からも。
出口のないトンネルに居る感じ
いつになったら学校に笑顔で行ってくれるんだろうとか...いつになったら私は仕事に子どものことを気にせず行けるんだろうとか...今まで子どもは学校に行っているっていう感覚があったので、自分だけで動けるようになるのかなとか……いつになったら終わるのかなっていう不安はありました。
今日はこの子の現在を考え、明日はこの子のこれから先を考え......堂々巡りになって
この子はまだ小学生だから義務教育も長いし学校に戻るべきなのか。そのときはまだ不登校が始まったばかりで、子どもの居場所と言えば学校っていう風な先入観しかなくて、さらに不安になりましたよね。そしてまた「なんでやろう、どうして、いつになったら」という悪循環ですよね。
この子のやりたいようにさせてあげよう
親が悩むと子どもに分かるし、親が元気ないのは自分のせいなのかなって感じる気がして。ずっと「学校行こう行こう」って話をしてたんですけど、それをすることで子どもは元気がなくなって、表情も笑ってないなあと思いました。このままでは子どもがだんだん暗くなっていくし、この子が1日笑っている日はあるのかなって思って、学校に行く、行かないっていうよりも今この子が元気でいてくれる事のほうがいいなと。
仕事への影響
小さい子だったので少しならお留守番できますけど、やっぱり1日のお留守番は厳しかったです。お留守番していてもやっぱり気が気じゃないですよね。勉強とか友達うんぬんじゃなく学校にいてくれたら安全で、安心できるなって。
情報を調べることで、自分の子供がもっと悪い方向に深入りするんじゃないのかな
不登校で悩んでいることを調べてたんですけど、調べすぎるともう学校に復帰しないのかなって。それこそ先入観ですよね。調べたときに1発で自分の知りたい情報があればよかったと思うんですけど、無くて。探そうとすればするほど深入りしてしまいそうな気がして、その時は調べなかったですね。
集団生活に戻りたくなったら自分で行くだろうなあって思った
自分から「集団生活が嫌だ」って言って抜けてきたから、もし戻りたかったら自分のタイミングで戻るだろうし、戻らないかも知れないし。そこは子どもの想いのままで決められたらって思いました。子どもの人生は子どものものなので。親はこうしてほしいとか、願望があっても決めるのは子どもで、やりたいようにね。
学校に行かなくても困っていない
子どもは何か困ったら自分でやろうとするじゃないですか。これ覚えたいなあってなったら一生懸命覚えようとするとか。
例えば、遠足に行かなかったからって困ることはなかったし、後悔してる感じもなかったです。だから今の段階で学校に行く選択をしないことは別に影響ないんだなって。
このことは周りの人に「何もしてないでしょ?困ってないからね」って教えていただきました。「行け」って言われる方が困るって。