子どもが怒りながら寝れないって言ってて......一番しんどかった
ちょっと鬱みたいな状態が出て、それが一番しんどかった。家族でもちょっとその状態になると、難しいなって。本人も困ってるし。夜寝れなくてしんどそうで、不登校が始まったころは一番しんどかったかな。
寝れなかった10日間はめちゃくちゃ可哀そうだった。もう毎日、子どもが怒りながら寝れないって言ってて。居間のソファーで怒りながら泣きながら毎晩寝てたので。寝落ちした後に、布団引いておろして寝かすみたいな。
気軽に相談できる先生とかがいたらありがたい...紹介状を書いてもらうのも......電話で相談も......受付の方に事情を話すのも......
自分のときはオンラインでカルテを書けて、そこに「本人には内緒にしてください。今学校に行けなくって」とちょっと書いたら、先生もそれに対応してくれて。今でも薬もいただいて飲んでて、やっぱり病院の先生の対応がうまいなと思いました。たまたま良い先生で子どもの性格とかも配慮して声かけてくれたりとか。
行き渋りの子どものママから相談されることもあって。でも、不登校の理由ってそれぞれ違うので......
もうなんか全然違うから、その子の性格や環境も。本当に個別で丁寧に対応しないと、多分そんなの無理だと思うんです。親が敵な場合もありますし。たとえ親が味方でも環境が良くないことも。先生がダメって場合もあるし。だから、難しいなってすごく思いました。
周囲はめちゃめちゃ理解があったので......
学校もそうやし、担任の先生もそうやったし、その時の校長先生もそうだし、環境はかなりよかったから回復が早かったんかなって、友達の理解みたいもすごくあったんで。
小学校とか中学校行かないと、この先どうなるの?みたいなのはすごくありました
子どもと将来困るよ?みたいな話はよくしていました。なんとか行けるようにしてたけど、それって親が心配なだけなんだと。まあ、本人もめちゃくちゃ心配してるし、それが分かってるけど行けない。例えばフリースクールとか、別に無理やったら無理にいかなくていいけど。高校は出た方がいいかなと漠然と思ってるから、そこに高校の通信制とか、色々な選択肢があるよっていうのが、親も慌てなくて安心して、本人も安心しました。
ネットは、なるべく見ないようにしてました
ネットって怪しいというか。必要ない情報もすごい入ってくるから。うーん、なんか癌が見つかって、検索するみたいな感覚に近いかなって。子どもに居場所ができて、気持ちが安定してきた今の方が見たりします。
不登校の当事者が、私はこうだったみたいな内容を見たときに、あなたはそうやって元気にすごく成功してますみたいに紹介してるけど、いや、違うしなっていうのはありますね。見ても当てにならないこともあるし、それが正解かも分からないし。
教科学習の遅れのことで
遅れている期間の勉強のフォローをもらえる所があったら、もっと楽に戻れたんかなと思ったりします。不登校の子の中には、勉強が遅れているから戻るの嫌やなと思ってる子もいっぱいいるとは思うし。
うちの子の場合は、例えばYouTubeで算数教えてる人がいたから、それを一緒にやってみてここまで学習が追いついたみたいな感じで、ちょっと行けたところがあったので。そういう部分もフォローしてもらえんやんのやって、1回遅れるとなんか無理というか。